Biography
蒲田和芳(Kazuyoshi Gamada)は、日本の理学療法士、アスレティックトレーナー、学術博士であり、特にファシア(筋膜)リリースの専門家として知られています。詳細な経歴と専門分野について説明します。
学歴
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1991年: 東京大学 教育学部 体育学科 卒業
- 東京大学教育学部体育学科で学士号を取得しました。この期間中に、解剖学やスポーツ科学の基礎を学びました。
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1994年: 東京大学大学院 教育学研究科 修了(前期課程)身体教育学専攻
- 修士課程では、身体教育学を専攻し、膝ACL損傷の合併症についての修士論文を仕上げました。宮下充正教授、武藤芳輝助教授の指導の下、さらに深い知識と研究スキルを身につけました。
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1995年: 社会医学技術学院 夜間部 理学療法学科 卒業
- 理学療法士の資格を取得するために、専門学校の夜間部にも通いました。これにより、臨床現場での実践的なスキルを身につけました。
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1998年: 東京大学大学院 総合文化研究科 修了(学術博士取得)
- 博士課程では、中島寛之教授、福林徹教授の下、総合文化研究科の生命環境科学系身体運動科学研究室で学び、学術博士号を取得しました。この期間中に、腹腔内圧に関する研究を行いました。
職歴
初期のキャリア
- 1990年12月~1998年3月: 日本体育協会スポーツ診療所 理学療法室で研修
- 1992年7月~1993年9月: 株式会社セノー トレーニングマシンSXシリーズリニューアルプロジェクトのアドバイザー
- 1995年4月~1996年3月: 富士ビジネス&アスレティックカレッジで非常勤講師(機能評価学、スポーツ医学、アスレティックリハビリテーション担当)
- 1998年4月〜2003年6月: 横浜市スポーツ医科学センターで理学療法室長として臨床業務に従事
研究と教育
- 2003年6月~2003年5月: コロラド大学ヘルスサイエンスセンター 医学部整形外科 整形外科バイオメカニクス研究室 博士研究員
- 2005年6月~2006年3月: フロリダ大学航空機械工学科 整形外科バイオメカニクス研究室 研究員
- 2006年4月~2007年3月: 広島国際大学 保健医療学部 理学療法学科 助教授
- 2015年4月~現在: 広島国際大学 総合リハビリテーション学部 リハビリテーション学科 教授